底地のお悩み解決しましょう!~底地と借地権の交換 Part2


前回は、「底地と借地権を交換する」という解決方法をご紹介しました。
敷地規模が比較的な大きいのであれば、一度検討してみると良いでしょう。
また、実は「底地と借地権を交換する」ことで得られるメリットはもう一つあります。
そこで、今回も引き続き「底地と借地権を交換する」ことについてもう少し掘り下げてお話ししますね。

■特例の条件さえ満たせば、税金を支払う必要がなくなる!?

そもそも、交換というのは、税金の場合、売却(譲渡)したと考えられます。
したがって、譲渡したときに課税される「譲渡所得税」という税金を納める必要が出てくるのです。

ただ、土地や建物(固定資産)を同じ種類の資産と交換したとき、一定の条件を満たせば、課税がなかったものとする特例があります。
この特例は、「固定資産の交換特例」と言われています。

条件は以下の通りです。

1.交換により譲渡する資産、及び、取得する資産は、どちらも固定資産であること
2.交換により譲渡する資産、及び、取得する資産は、どちらも土地と土地、建物と建物のように、同じ種類の資産であること
3.交換により譲渡する資産は、1年以上所有していたものであること
4.交換により取得する資産は、1年以上所有していたものであること
5.交換により取得する資産を、譲渡する資産の交換直前の用途と同じ用途に使用すること
6.交換により譲渡する資産の時価と、取得する資産の時価との差額が、2割以内であること

(国税庁 土地建物の交換をしたときの特例 参考)

底地と借地権を交換するということは、どちらも固定資産ですし、同じ種類の資産なので、1と2については問題ないでしょう。
しかし、お互いが1年以上所有していたものであること、交換後も同じ用途で使用すること、そして、時価の差額を2割に収めることは注意すべき条件になります。

■まとめ

・メリット

いらない土地を処分できる
税金がかからなくなる

・デメリット

交換特例の条件が厳しい

いかがでしたでしょうか。
「底地と借地権を交換する」ことで、税金を支払う必要がなくなるのです。
ただ、条件を満たさなかった場合は、通常通り譲渡所得税がかかるので、専門家の方と相談しながら慎重に行ってくださいね。