底地と関連する借地権とは?


底地とは、借地権のついた宅地の所有権であることは、前回までの記事でお分かりかと思います。この底地を解釈する上で重要な意味を持つのが、借地権です。

今回は、この『借地権』に焦点を当てて、底地をより深く理解できるようご説明させていただきたいと思います。

不動産業界の方が、底地と借地権を説明する上でよく用いる例としてコーヒーカップとソーサーがあります。ここでのコーヒーカップは借地権で、ソーサーは底地ということになります。仮に、このコーヒーカップとソーサーに3万円の価値があったとして、どちらかひとつだけでは、買い取り手はなかなか現れないはずです。コーヒーカップとソーサーは、二つが揃うことで初めて、その価値を発揮するのです。

借地権とは、建物を所有することを目的とした地上権、または土地の賃借権のことを指します。地上権は、土地の所有者、つまり底地を持っている地主さんと設定契約を締結して、その土地を自由に利用できる権利であり、地上権の所有者は、底地の所有者の許可を得ることなく、地上権を譲渡・賃貸することはできます。これは、底地の所有者、つまり地主さんにとって非常に不利な条件になってしまいます。なので、一般的には借地権とは、土地の賃貸のみが許可されている賃貸権のことを指します。

底地と対をなす借地権についてはおわかりいただけましたでしょうか?底地・借地権に関する問題でお悩みの方は、お気軽にクマシュー工務店までご連絡ください。