底地売買のよしあし-借地権者編-


底地を売却する先として、借地権を持つ借地権者と第三者の2パターンが考えられます。
それぞれにはどういった特徴があり、どちらに売却するのが得策と言えるのでしょうか。

今回は借地権者さんに売却する場合に焦点を当て、メリット・デメリットをご紹介します。

■メリット
・高く売却できる可能性が高い
借地権者さんからすると、自身が借地権を持つ土地を購入するということは、そのときの所有権を完全に持つことに繋がります。
所有権を持つということは、自由に売却することも増築して新たな収益商品とすることも出来るようになり、運用の幅が大きく広がるのです。
そのため、借地権者さんとしても購入したいという気持ちが働くので高額で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

■デメリット
・交渉が難航する可能性が高い
底地を測量し、借地の境界に沿って分筆、借地権者さんと交渉した後売却、といった作業が必要となってくるので、圧倒的に時間が掛かります。
また、不動産会社に売却する場合と比べて借地権者さんとの交渉が感情的になりやすいです。
感情的になりすぎると、底地が売れ残ってしまい不動産会社からも買い取りを断られる可能性があるので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか。

借地権者さんに売却する際には、交渉に時間がかかることを念頭に置き、冷静に交渉を進めていく必要があります。