底地を活用するなら知っておくべき定期借地権3つ 建物譲渡特約付借地権編
2017.12.2
前回までのブログでは借地権の中にも定期借地権というものがあり、そのなかでも一般定期借地権についてご紹介しました。
今回は 前回までのブログでは借地権の中にも定期借地権というものがあり、そのなかでも一般定期借地権についてご紹介しました。
今回は建物譲渡特約付借地権についてご紹介します。
■おさらい 一般定期借地権とは?
地主から見ると一般定期借地権とは50年以上土地を貸し、それがすむと更地になった底地(そこち)を返してもらう権利でした。
■建物譲渡特約付借地権とは?
建物譲渡特約付借地権とは、30年以上の契約で土地を貸し、契約が満了したらその建物を地主が買い上げるというようなものになっています。
■建物譲渡特約付借地権のメリット
30年以上にわたって地代収入を得ることができます。一般定期借地権の契約期間が50年以上なのに対し、こちらは比較的短いのでその点もよいかもしれません。さらに、契約終了後の建物を買い上げれば家主としての収入を得ることもできます。
■建物譲渡特約付借地権のデメリット
名前に「建物譲渡」とあるように、底地の所有者が建物を買わなければ契約を終了させることができないということがあげられます。
つまり契約の終了条件が厳しいです。
■まとめ
いかがでしたか。
建物譲渡特約付借地権は一般定期借地権と違い、期間やその後の流れが違うことを覚えておきましょう。
次回は事業用定期借地権について解説していきます。