底地について知っておきたい3つの権利 比較編


今回は地上権と賃借権について、どう違うのか、理論からご紹介したいと思います。

■おさらい

地上権も賃借権も、家などの簡単に移動できないものを所有するために、地主さんから借りている土地を利用する権利のことでした。(ただし、地上権の場合は工作物以外にも竹木を所有することができます。)

■違い

借地権の歴史の中で、その差は少なくなってきたとはいえ、大まかには地上権の方が賃借権よりも強い力を持ちます。

それは何故かというと、二つの権利の種類が違うからです。

■地上権

地上権は物権です。

物権とは物を直接支配できる権利のことです。

借地人の意志で自由に売買や建替えができます。

■賃借権

賃借権は債券です。債権とは誰かにある行為をさせる権利のことです。

つまり物を間接的にしか支配できません。借地人は借地権を受け渡す際や建物を建て替える際などに、地主の承諾が必要になってきます。

さらに譲渡承諾料や建替え承諾料等も支払う必要があります。

■まとめ

いかがでしたか。地上権は賃借権よりも力が強いことが多いのです。

そうだとすると現実の世界ではどうなるのでしょうか。
また、実は地上権よりも賃借権の方が強いこともあります。

それはいったいどういう場面でしょうか。
これらについては次回のブログで解説しますね。